事務局からのお知らせ

小栗康平監督講演会 & 映画『死の棘』上映会のお知らせ

島尾敏雄 没後30年企画展関連イベント

2016/08/01

小栗康平監督講演会、および映画『死の棘』上映会の開催をお知らせ致します。
鹿児島ゆかりの作家・島尾敏雄の没後30年企画展の関連イベントとして、鹿児島市で開催するものです。
お近くの方は是非ご参加ください。

小栗康平監督講演会 & 映画『死の棘』上映会

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©1990 松竹株式会社

日時:
9月24日(土)13:00~16:15
場所:
サンエールかごしま 講堂(鹿児島市荒田1-4-1)
定員:
400名(無料)

【第1部】小栗監督講演

テーマ:
『死の棘』の映画化にあたって
時間:
13:00~14:00
 

【第2部】映画『死の棘』上映

作品:
『死の棘』1990年公開 松竹
時間:
14:15~16:15
 
主催:
鹿児島市
(公財)かごしま教育文化振興財団 かごしま近代文学館
Web:
http://www.k-kb.or.jp/kinmeru
お申込み:
http://kinmeru.exblog.jp/23052067/
※お申込みの締切りは8月31日(水)となっています。
※イベントの詳細、お申込みは主催者Webサイトをご確認ください。

没後30年企画展 島尾敏雄「甦る幻の日記」展

鹿児島ゆかりの作家・島尾敏雄は、平成28年11月12日に没後30年を迎えます。
島尾は幼い頃から日記を付け始め、それは亡くなる直前まで続けられました。その数は手帳の類も含めると膨大な数にのぼります。しかし、そんな島尾日記コレクションには空白となっている時期があります。戦況が激しさを増す中、自ら焼却処分した戦中日記と、昭和27年から29年にかけての、いわゆる「死の棘」へとつながる日記です。
「死の棘」は島尾の代表作で、夫の情事発覚で精神に異常を来した妻と家庭の崩壊を描いた長編小説です。本作は、昭和29年から30年にかけて、島尾自身に起きた体験がベースとなっており、当時の生々しい記録は『「死の棘」日記』として、平成16年に新潮社より刊行されています。しかし、その「死の棘」日記の直前まで付けられていたはずの日記は、情事発覚の原因となったことから、ミホ夫人によって廃棄されたと思われてきました。
ところが、夫人の没後、奄美大島の自宅からこの頃のものと思われる日記の残骸が発見されたのです。これらの日記は劣化が激しく解読が困難であったため、当館では約2年をかけて修復作業を行ってきました。
本展では修復を終えた、昭和27年から29年にかけての日記7冊を公開いたします。これらの日記を時代背景と共に読み解くことによって、島尾の作家としての日常や葛藤、文壇における交流・確執、そして「死の棘」の執筆背景に迫ります。

(島尾敏雄「甦る幻の日記」展 概要より)

開催期間:
9月14日(水)~11月14日(月)
開催場所:
かごしま近代文学館 常設展示室2階
Web:
http://www.k-kb.or.jp/kinmeru

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