事務局からのお知らせ
神楽坂映画祭2016 『伽倻子のために』上映と小栗監督トークショーのお知らせ
2016/10/07
10月22日~28日に開催される、神楽坂映画祭2016(会場:飯田橋ギンレイホール)にて『伽倻子のために』が上映されますので、お知らせ致します。
同映画祭の今年のテーマは、「新潮社から生まれた名作映画たち」。神楽坂に本社を構える出版社「新潮社」と名画座「ギンレイホール」による文学と映画のコラボレーション企画です。
李恢成さんの小説「伽倻子のために」(1970年、新潮社)を原作として映画化したことから、今回のプログラムに『伽倻子のために』が組み込まれました。初回上映(22日、映画祭初日)の後には、小栗監督のトークショーが予定されています。
神楽坂映画祭2016「新潮社から生まれた名作映画たち」
- 期間:
- 10月22日(土)~ 10月28日(金)
- 劇場:
- 飯田橋ギンレイホール (www.ginreihall.com)
『伽倻子のために』上映日時
10月22日(土) | 11:50 (上映後、小栗監督の トークショーを開催) |
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10月26日(水) | 20:45 |
※イベント、上映の詳細は劇場Webサイトをご確認ください。
『伽倻子のために』
『伽倻子のために』は1984年公開で、小栗監督の第2作目。在日朝鮮人作家・李恢成さんの同名小説を映画化したもので、在日の韓国・朝鮮人青年と日本人少女との愛と別れを描いた作品です。
脚本は、「水の駅」などの沈黙劇で知られた劇作家の太田省吾さん(故人)と小栗監督との共同執筆。主役の2人は一般公募で決められ、ヒロイン役を演じた南果歩さんは本作でデビューしました。
小栗監督は本作によって日本人初のジョルジュ・サドゥール賞(フランス)を受賞の他、ベルリン国際映画祭で国際アートシアター連盟賞を受賞しています。