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『FOUJITA』のワールドプレミア、東京国際映画祭に決定!

第28回東京国際映画祭コンペティション部門に『FOUJITA』出品のお知らせ

2015/09/16

新作『FOUJITA』(11月14日より全国ロードショー)が、10月22日開幕の第28回東京国際映画祭(TIFF)のコンペティション部門に選出されましたので、お知らせ致します。
今回のTIFFは、従来の六本木ヒルズに新宿地区が加わり、例年以上の規模で開催されます。アジア最大級の国際的舞台でワールドプレミアとなる『FOUJITA』にぜひご期待ください。

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第28回東京国際映画祭

開催期間:
10月22日(木)~ 10月31日(土)
開催地域:
六本木ヒルズ、新宿バルト9、新宿ピカデリー、TOHOシネマズ新宿、他
Webサイト:
http://2015.tiff-jp.net/ja/

『FOUJITA』作品紹介

『泥の河』『死の棘』『眠る男』など海外で高く評価される小栗康平監督10年ぶりの新作。西洋画壇で絶賛を浴びたエコール・ド・パリの代表的な画家であり、戦時の日本では「戦争協力画」の中心的な存在となった藤田嗣治。フジタが生きた二つの時代とその文化の差異に注目して、伝記映画の枠を超えたオリジナルな映画になっている。
主演のフジタには、本作で欧州初進出となるオダギリジョーが、フランス語を猛特訓して挑んだ。妻の君代役には中谷美紀。他に、加瀬亮、りりィ、岸部一徳、フランスの人気女優アナ・ジラルド。フランス側のプロデューサーは、『アメリ』を手掛け世界的に大ヒットさせたほか、アート系の作品も数多く手掛けるクローディー・オサール。
圧倒的な映像美でフジタの知られざる世界を描く話題作。

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『FOUJITA』公式サイトはこちら

小栗監督からのメッセージ

狂乱の、と称されたエコール・ド・パリと戦時の日本、このまったく異なる二つの世界をフジタは生きました。この映画も日仏で半分ずつの撮影になりました。
撮ってみると、考えていた以上にその違いは歴然と現れてきて、自身でも驚いています。私たちが海外旅行に行って、ルーブルに行ったり、教会を訪れたりしてパリはいいなあ、と感想を持って帰ってくるような体験とは全く違います。それは映画という独立した固有の時間、一つの定められた時間の流れに沿って、異なるものを同時に受け止める、いっしょに見る、からでしょう。これこそが映画の力なのだと思います。絵画も映画も図像、画像ですから、構図やライティングはとても大事です。最新のデジタル技術によって、見事な陰影を作り出せたと思っています。
「ヨーロッパ近代」と日本、これは日本人が明治時代以来、変わらずに抱え持っている課題です。伝記映画として人物像を追うのではなく、映画それ自体の世界を楽しんでいただきたい。

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小栗康平プロフィール

監督デビュー作『泥の河』で、国内の映画賞を独占。海外でもモスクワ映画祭銀賞受賞、米アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされる。『伽倻子のために』で、ジョルジュ・サドゥール賞を日本人初受賞、ベルリン国際映画祭国際アートシアター連盟賞受賞。『死の棘』で、第43回カンヌ国際映画祭グランプリ、国際批評家連盟賞をダブル受賞。『眠る男』で、モントリオール映画祭審査員特別大賞受賞。
著書に「見ること、在ること」(平凡社)、「時間をほどく」(朝日新聞社)など。

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オダギリジョーさんからのメッセージ

『FOUJITA』は何年何十年経っても必ず映画史にその名を残す作品だと感じています。
そんな作品に関われて、心から嬉しく思っています。
この機会に是非、大きなスクリーンで楽しんで頂ければ幸いです。

中谷美紀さんからのメッセージ

藤田の物憂げな佇まいは、ただただ美しく、光と影を巧みに操る小栗監督の画の中で、見事な肖像として存在していました。
日本でもまだ、このような芸術至上主義の映画が作れることを、お伝えできれば嬉しいです。

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