小栗康平 手記
邑の映画会
2009/10/09
昨年の十月、ここで紹介した「邑(むら)の映画会」が今年もまた、開かれます。一回だけで終わらせないぞと、関係されたみなさんが、一生懸命です。子どもボランティアというのも、ここのユニークなところ。アニメーションのよろこび、たのしみが、今年の三つの作品ではそれぞれとても特徴的です。「ピロスマニ」は取り組みとして、まだ早い、分かりにくい、などなどいろいろ意見があったようですが、いいものに、早い、遅いはない、ですね。早ければ早いなりに、遅ければ遅いなりに、見方があるでしょう。とにかく、やること、見ること。